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『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(11)
お願い
このサイトでご紹介させていただいている『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』についての考え方やその実施方法は、私が過去に専門の研究機関で学ばせていただいた事をベースに、私個人のこれまでの経験を通して体得した、自分なりのコツや考え方も一部取り入れています。
この点を事前にご理解いただいた上で、これ以降の内容を読み進める場合には、必ず以下の重要確認事項をお読みの上、その内容の全てに同意していただける方だけがお読みください。
※同意していただけない方は、今すぐこのページを閉じて下さい。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
これ以降の内容をお読みになった時点で、上記の免責事項をご了承頂いたものとみなします。
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1.物理的要因で発生した『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』の処理方法:その②
前回の投稿では、突発的な事故やけがによって体内に取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』をリリースさせる際には、
わざわざ『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』のモードにまで誘導していく必要はなく、もっと直接的な方法を取る…。
具体的には…
その『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を取り込むきっかけとなった、突発的な事故やけがの際に、一瞬にして体内に入ってきた侵害エネルギーの侵入路を再現すれば良い…。
と言う事を、シンプルな理解しやすい例として、『足首関節の内反捻挫』のケースを取り上げて解説させていただきました。
この前回の投稿の内容をご理解いただいた上で、今回はもう少し、実践的でリアルな転倒事故の例を取り上げて解説してみたいと思います。
『実践的でリアル…』と言っても基本的な考え方は『足首関節の内反捻挫』の場合と全く同じです。
ただし、今回解説する手法に取り組む場合にも、前回の投稿で解説している『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』の基本手技である、『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』と言うテクニックを習得しておく必要がありますので、未修得の方は是非、
『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ(2)
『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ(3)
を熟読の上、この機会にマスターしてみて下さい。
(1)転倒事故によって侵入してきた侵害エネルギーやそれによって取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリースの方法
その①
例えば下の図のように、右体側面から転倒して右肩を強打したために、右肩周辺から一瞬にして体内に侵害エネルギーが侵入し、
その影響で、結果的に体内のどこかに『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を取り込んでしまった場合を例にして、その侵害エネルギーや『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を、どのようにしてリリースして行けばよいのかを考えてみましょうッ!!
以下、その手順です。
1)相手の方が痛みや不調を訴えている部位から、『脳脊髄液の循環リズム』を触診で計測します。その場合例外もありますが、たいていの場合、その痛みや不調を訴える部位は、通常なら『毎分6~12回』が正常であるはずの『脳脊髄液の循環リズム』が、異常に速くなっていたり、不規則な状態になっていることがほとんどです…。
その際に、もしその部位の『脳脊髄液の循環リズム』が正常な状態であれば、その隣接した部位のどこかを触診し、『脳脊髄液の循環リズム』が正常な状態ではない部位を探してみてください。
2)どこを探しても、『脳脊髄液の循環リズム』が正常な状態ではない部位を探し出すことが出来ない場合には、それはそれでかまいませんので、
とりあえず下の図のように、相手の方が痛みや不調を訴えている部位に手を当て、『脳脊髄液の循環リズム』の計測を継続しながら、可能な限り転倒した瞬間に近い姿勢を思い出してもらい、その姿勢を再現してもらいます。
3)大体の姿勢を思い出してもらったら、前回の投稿でご説明した『足首関節の内反捻挫』の処置の時のように、あなたは『脳脊髄液の循環リズム』を触診している手から意識を離さないようにしながら、頭部や体幹、四肢の角度を微調整しつつ、
今のその正常な状態ではない『脳脊髄液の循環リズム』が、一瞬で凪ぎのようにピタリと止まる、頭部や体幹、四肢の角度や位置を探し出します。
探し出す際には、あなたの口頭指示で、相手の方自身に少しずつ動いてもらってもかまいませんし、あなた自身がその方の体を直接微調整するように動かしてもかまいません。
4)頭部や体幹、四肢の最適な角度・位置がみつかり、うまく設定できると…
①さきほどまで異常に速くなっていたり、不規則な状態になっていた『脳脊髄液の循環リズム』が一瞬で凪ぎのようにピタリと止まります。
②また、一瞬で凪ぎのようにピタリと止まるような現象が起きない場合でも、『脳脊髄液の循環リズム』が不規則な状態が少し続いた後、やがて徐々に凪ぎのようにピタリと止まります。
③またさらには、事前に『脳脊髄液の循環リズム』が異常な部位を探し出せなかった状態のままで、この処置を開始したために、その時点では『脳脊髄液の循環リズム』が正常な状態であったとしても、その正常な状態から一瞬で凪ぎのようにピタリと止まるか、あるいはその正常な状態から、いったんリズムが不規則な状態に崩れ、その後に凪ぎのようにピタリと止まるような現象が起こります。
この『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』を行った訳でもないのに、突然『脳脊髄液の循環リズム』が、凪ぎのようにピタリと止まる、その頭部・体幹・四肢の角度と位置…
このときの頭部・体幹・四肢の角度と位置が、即ちその方が『転倒』した瞬間に、地面からの強い衝撃とともに『侵害エネルギー』が侵入してきたときの、姿勢や状態を再現したものになります。
そして、その『脳脊髄液の循環リズム』が静止する頭部・体幹・四肢の角度と位置をキープし続けていると、『脳脊髄液の循環リズム』が再開してきます…。
しかし、このときはリズムが異常に速かったり、遅かったり、不規則だったりで、いろいろな異常パターンであらわれて来ることが多いです。
それでもかまわず、その頭部・体幹・四肢の角度と位置をキープし続けていると、やがてまた『脳脊髄液の循環リズム』が凪ぎのようにピタリと止まり~そしてまた異常パターンで再開する~を繰り返します。
それでもまだかまわず、その頭部・体幹・四肢の角度と位置をキープし続けていると、あるタイミングで『脳脊髄液の循環リズム』が再び凪ぎのようにピタリと止ったときに、急速に『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリースが始まります…。
この『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリースが始まった時には…
◆その『転倒事故』を起こした方は、受傷した瞬間ほどのレベルではないものの、ある程度の痛みや熱感などの、当時の症状を感じ、再現することがあります。
◆また施術者側は、その手に強い熱感や、ある種の痛みを伴うような何らかの刺激感を感じることが多くあります。
しかし、この状態を乗り越えることによって、やがて『脳脊髄液の循環リズム』が正常でかつエネルギッシュな状態に回復する段階を迎え、
このことによって、『転倒事故』を起こした瞬間に体内に入ってきた『侵害エネルギー』や、それによって体内に取り込んでしまった
のリリースが達成され、その『転倒事故』による急性症状や後遺症状が、大きく改善されて行きます。
その②
前述の手順は、事故のタイプを問いません。どの様な状況下で発生した事故によるケガの処置においても同様の手順、考え方で対応できます。
例えば下の図のように、仰向けに転倒して、どこかの部位から一瞬にして体内に侵害エネルギーが侵入し、その影響で、結果的に体内のどこかに『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を取り込んでしまったの場合でも…
下の図のようなイメージで、前述と同様の手順、考え方で、その侵害エネルギーや『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を、リリースして行けば良いのですッ!!
2.『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』をリリースするための最適な姿勢を特定できない場合の対処法
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この続きは、
『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(12)
でどうぞッ!!