『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ(2)

◆頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)
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『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ

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このページで紹介させていただいている『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』『10ステップ・プロトコル(10段階の治療手順)』についての考え方やその方法は、私が過去に専門の研究機関で学ばせていただいた事をベースに、私個人のこれまでの経験を通して体得した、自分なりのコツや考え方も一部取り入れています。

この点を事前にご理解いただいた上で、これ以降の内容を読み進める場合には、必ず以下の重要確認事項をお読みの上、その内容の全てに同意していただける方だけがお読みください。

※同意していただけない方は、今すぐこのページを閉じて下さい。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

これ以降の内容をお読みになった時点で、上記の免責事項をご了承頂いたものとみなします。

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2.実践編①

(1)自分の脳脊髄液の循環リズムを測ってみよう!

『脳脊髄液の循環リズム』は、自分自身の体のどの部分でも感じ取ることが出来ます。肉眼では分からない、ものすごく小さな微妙な動きですので、手の皮膚感覚をとおしてのみ感じ取れます。

最初の内はちょっと分かりにくく、戸惑われるかも知れませんが、手の感覚が磨かれてきて一度感じ取ることが出来たら、それ以降は全身のどこを触っても、大きくハッキリと感じ取れる様になります。

もし仮に、『脳脊髄液の循環リズム』を触診で感じ取ることがなかなかできない段階の方でも、今後解説していく手順どおりに、ソフトタッチで相手の方の体に触れていてあげるだけで、十分に効果は出せます。

私か開設しているスクールの生徒さんの中にも、

「分からないまま、習った通りやってみたら成功した…!自分でもびっくりした!」

と言う方も多くいらっしゃいますので、どうぞご安心下さい。

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さて、先ほどこの『脳脊髄液の循環リズム』は全身のどこででも測ることができると申し上げましたが、最初は比較的分かりやすい部位で練習をしてみましょう。

先ずは、『脳脊髄液の循環リズム』に合わせて、わずかに膨らんだり、しぼんだりしている頭蓋骨にタッチして練習してみます。初めての方には、この部位が比較的分かりやすいかも知れません。

手順は、下の写真の様に、頭のてっぺんの頭頂骨と言う部分に、軽く両掌をおいて測ります。両手の指は軽くクロスしても、しなくてもかまいません。また、両掌は均等に頭皮に軽く触れるイメージで、その微妙な力加減は、よく“5gタッチ”と言う表現であらわされることもあります。

“5gタッチ”と言われてもピンと来ないかも知れませんが、とりあえずはA4サイズの紙を1枚ぐらいの重さをイメージしてもらうと良いと思います。

もしお手元にA4サイズの紙があれば、下の写真の様に、ご自分の前腕部にそ~っとのせてみて下さい。あまり厳格に“5gタッチ”にこだわる必要もありませんが、これぐらいふ~んわりと優しく伝わってくるぐらいの、ソフトなタッチということです。

あなた自身の手が、相手の方の体にこれぐらいの触れ具合に感じられる様にそっとタッチすることが出来ていれば、相手の方も、その部分に同じ様に、あなた手のソフトなタッチを感じているはずです。

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さて、それでは先ほどの、あなたご自身の『脳脊髄液の循環リズム』を測定する練習に戻ります。

①まず、今ご説明した“A4サイズの用紙1枚”の触れ具合を十分に思い出しながら、上の写真の様に両掌であなたご自身の頭のてっぺんに触れてみて下さい。このとき、両掌全体が頭部にまんべんなく均等に触れるようにして下さい。その為には、必然的に両掌の形は、自然にあなたの頭の形に応じた丸みを帯びたものになるはずです。

②慣れない内は、髪の毛がじゃまをしてわかりにくいかもしれませんので、髪の毛のボリュームのある方は、なるべく髪の毛をかき分けて、頭皮に近い部分を触れる様にすると分かりやすいかも知れません。

③ソフトタッチでご自分の頭に両掌をセットできたら、そのままご自分の両掌と頭部の接触面に意識を集中して下さい…。

④そのまま引き続き、1~2分ほどじ~っとご自分の両掌に伝わってくる頭部の動きに意識を集中して下さい(秒針のある時計が目の前にあるといいですね…。)。

⑤いかがでしょうか…!?静かに意識を集中していると、本当~に微妙~な感じで、頭のてっぺんが一定のリズムで上に持ち上がったり、左右にひろがったりしながら、あなたの両掌をわずかに押し返し、その後また戻っていくのが、分かる人には分かると思います。人によっては、頭部全体が風船のようにそ~っと膨らんだり、しぼんだりする様に感じられるかも知れません。

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いずれにしても、難しく考えず、「あっ!これかなっ!!」と思えるような動きがわずかでもあれば、それを信じて、その動きをしばらく感じ取り追跡してみましょう…。

参考までに、この膨らむ様な現象は、頭蓋内で“脳脊髄液”が生成された時に起こるもので、この動きを「屈曲」と言います。逆にしぼむ様な現象は、“脳脊髄液”が吸収される時に起こるもので、この動きを「伸展」と言います。

この段階でうまくご自分の“脳脊髄液の循環リズム”を感じ取れなくても、今の段階では全く気にする必要はありません。

この触診は一度理解できると、全身のどこを触れても瞬時に分かる様になるのですが、なれない内は本当に戸惑うものです。暇があったらしょっちゅう頭に触れて練習してみて下さい。必ずその内にわかります。

仮に、万一いつまでたっても分からなかったとしても大丈夫です。前述のとおり、これ以降で解説させていただく手順で、相手の方の体にソフト触れていてあげるだけで、適応症となるケースの場合であれば、十分に目的とする効果は出せますので、どうぞご安心下さい。

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さて、頭部のわずかな動きを感じ取ることができた方は、もう一度トライして、秒針のある時計を見ながら、ご自分の“脳脊髄液の循環リズム”が1分間に何回あるのか測定してみましょう。

膨らんで、しぼんだら1回と数えますのでお間違えのないように(膨らんで1回、しぼんで1回ではありません…)。

そして、この段階でまだ“脳脊髄液の循環リズム”を感じ取ることが出来なかった方は、更に頑張って2~3分の間、感じ取る努力をしてみましょう…。

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さて『脳脊髄液の循環リズム』が分かった方…

1分間に何回ありましたか? 通常1分間に6~12回のリズムが確認できるはずです。一概には言えませんが、1分間に6回を下回っているなら、体に何らかの機能の減退があることが考えられます。

その逆に1分間に12回を大きく上回っている場合は、何らか理由で、体が何かと闘っている可能性があるとも言われています。ただし、

私の経験から言えば、数回ぐらい多くても、少なくても、それは数え間違いかも知れないし、仮にそうであっても、しばらくの間優しくタッチし続けていると、自然に自動調整がなされ、正常範囲内に治まるのが普通です(このメカニズムについては後述いたします)。

それと、この『脳脊髄液の循環リズム』は脈拍の様に、運動することによって上がったり、休むことによって下がったりすることはありませんので、この点も覚えておいて下さい。

あと、今自分がとても健康なのに、1分間に12回を相当に大きく上回る回数が確認できた場合、それは『脳脊髄液の循環リズム』ではなく、呼吸のリズムによる体の動きや、自分の指などの脈拍を『脳脊髄液の循環リズム』と思い込んで数えてしまっている可能性があります。

分かるまで何度も練習してみてください。

(2)『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』の実技

このサイトでは、『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』の数あるテクニックの中でも、一般の方が、家庭療法として安全に取り組める

「10ステップ・プロトコル(10段階の治療手順)」

にしたがって行いさえすれば、『脳脊髄液の循環リズム』を乱す原因がおこりやすいと考えられるところをすべて調整することができますので、

仮にあなたが、相手の方のその症状の原因となっている部位を特定しかねていても、かなりの確率で、その原因となっている部位をカバーできてしまいます。

また、仮に問題のないところを調整してしまったからといって、何か不具合が出て来る訳でもありませんので安心です。

そして今回このサイトでは、「10ステップ・プロトコル(10段階の治療手順)」の中から3つの基本手技だけを取り上げ、詳しく解説させていただきます。

※(残りの手技につきましては、また別の機会に譲ることとさせていただきます。)

1)静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)

最初は『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』というテクニックです。これはこの『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』の『10ステップ・プロトコル(10段階の治療手順)』の中でもかなり重要な技術です。極端な話、応用力を身につけさえすれば、この『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』と言う手技一つだけでも、様々なケースに対応できます。

私の経験からその一例をお話しますと…

①15年以上のリウマチの炎症性の痛みで、日常生活の動作にかなりの支障があった70才の女性の方が、忍耐強く継続することで、大幅に痛みを軽減させ、痛みで十分に出来なかった、食器洗いや、洗髪などの、日常の動作がかなり楽に行える様になりました。

②39度以上の熱のあった男性の方を、20分程度の施術で平熱に戻すことが出来ました。その方は、そのまま何の苦痛もなくその日の予定を普通にこなすことが出来ました。

③習ったばかりの主婦の方が、足首捻挫をした直後で歩行困難な状態だった高校生の息子さんに試したところ、はれが大幅に引き、痛みもかなり和らぎ、翌日自力歩行で学校に行くことができました。

またその方が実家に帰省された際、胃のむかつきと、膝の痛みで困っていたお母様に試したところ、胃の調子もすっかり良くなり、

膝の痛みもかなり引き、楽に動けるようになりました。

もちろん、全てのケースにおいて同じ様な効果が出せるという保証はできませんが、皆さんも、この『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』を学んだら、どんどんいろんな人にやってあげて下さい。その効果を実感できるケースにきっと出会うことと思います。

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さて、実技練習に入る前に、先ほどの練習で“脳脊髄液の循環リズム”を感じ取ることができた方は、その際に感覚的にそのリズムをどんなふうにとらえることが出来たでしょうか…!?

きっと下の図の様な感じで、ほぼ一定のリズムで、頭蓋骨が、膨らんでは~しぼむ…膨らんでは~しぼむ…と言う様に動いているのを感じ取られたのではないでしょうか!?

ここで一つ、重要なポイントです!ぜひ覚えておいて下さい!!

この『静止点誘導(スティール・ポイント)』と言うテクニックは、上の図の様に、周期的に繰り返されるリズムを意図的に手技によって静止状態に誘導して行くものなのです。例えば下の図の様な感じです。

この図をご覧いただきますと、何回か「膨らむ~しぼむ」を繰り返していたリズムが、あるところから膨らみっぱなしになり、その状態をしばらく持続してから、ふたたび「しぼむ~膨らむ」と言うリズムに戻っていますね。この膨らみっぱなしになっているときが、『静止点(スティール・ポイント)』と言われる状態の一つのパターンです。

あるいは、こんなパターンもあります。下の図をご覧ください…。

今度は逆ですね…通常どおり繰り返されていたリズムが、しぼみっぱなしになり、その状態をしばらく持続してから、ふたたび「膨らむ~しぼむ」と言うリズムに戻っています。

このしぼみっぱなしになっているときも、『静止点(スティール・ポイント)』と言われる状態です。

さらに言えば、下の図のようなパターンもあります…。

今度は、膨らむ動きと、しぼむ動きの中間ぐらいで、じ~っと止まっていますね…これもまた『静止点(スティール・ポイント)』の一つのパターンなのです。

では、この静止点が一体なんだって言うのでしょうか…!?

実は、不思議なもので、この『静止点(スティール・ポイント)』と言う状態に入ったときに、その方にとって必要な治癒が起こるのです! 

それがなぜなのかは、未だにはっきりと解明されていない部分が多いです。でも、解明されていなくても、効果があることが分かっているものなら使わない手はないですよね。難しく考えずどんどん使ってみましょう!

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この『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』の応用範囲は実に広いです。一般的に思いつきやすい…

頭痛/運動器系の問題/内臓疾患/花粉・アトピー・ぜん息などのアレルギー症状全般/リウマチなどの自己免疫疾患/慢性疲労症候群/自律神経失調症/不定愁訴/

などについてはもちろんのこと、

風邪やインフルエンザの際の解熱/感染症の克服/捻挫などの突発的なケガの治癒過程の促進/

などにも幅広く対応できますし、決め手となるものがない、いわゆる難病と言われるものと向き合っている方の体調維持管理の一つの手段としても、非常に有効なものとなり得ます。

2)どうやって静止点(スティール・ポイント)まで誘導するのか…!?

では一体どこからどうやって『脳脊髄液の循環リズム』を『静止点』の状態まで誘導して行くのでしか…?と言う事になりますが、

実は、この『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』は全身のどこからでも行えます。極端な話、手の指先一本からでも、足の指先一本からでもどこからでも行えます…ウソではありません。

ただ、あまりにも細かい部分から行うのは慣れていない方には難しいと思いますので、通常は、後頭部(後頭骨)や足首などの、『脳脊髄液の循環リズム』が比較的分かりやすく、全身にその作用を反映させやすい部位から誘導するのが良いと思います。

この講座でも、先ず第一番目の手技として、足首からの『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』を取り上げ、詳しくご説明いたします。

この続きは、『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ

3.実践編(2)でどうぞッ!!

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