『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(10)

◆体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)
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『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(10)

お願い

このサイトでご紹介させていただいている『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』についての考え方やその実施方法は、私が過去に専門の研究機関で学ばせていただいた事をベースに、私個人のこれまでの経験を通して体得した、自分なりのコツや考え方も一部取り入れています。

この点を事前にご理解いただいた上で、これ以降の内容を読み進める場合には、必ず以下の重要確認事項をお読みの上、その内容の全てに同意していただける方だけがお読みください。

※同意していただけない方は、今すぐこのページを閉じて下さい。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

これ以降の内容をお読みになった時点で、上記の免責事項をご了承頂いたものとみなします。

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1.物理的要因で発生した『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)の処理方法:その①

 

ここまでの投稿では主に、耐え難い精神的ストレスによって体の中に取り込んでしまっている『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』

『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』

のモードに誘導した上でリリースさせる方法について解説してきましたが、この『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』は、

『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(2)

でもすでに解説済みのとおり、突発的な事故やけがなどでも、体の中に取り込んでしまう可能性があります。

以下に、軽くそのおさらいをしておきます。

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物騒な例えではありますが、下の図のように、階段で尻もちをついたり、ハンマーで頭を叩かれたりするようなトラブルにみまわれたとき、衝撃のエネルギーが侵害刺激として、ある特定の方向から瞬間的に侵入して来ます…。

そしてこの様な衝撃にさらされたとき、下の図の様に、体がこの衝撃のエネルギーの影響で、瞬間的に角度を変えながら動いてしまうため、この一瞬の出来事の間に、結果的に侵入してきた衝撃のエネルギーが、体の中では複数のベクトルを持ったものになってしまいます。

 

この時、この衝撃のエネルギーが一瞬で体を通り抜けてくれれば問題はこじれないのですが、人間の体は、皮袋に内臓や筋肉や骨なんかをドッサリ詰め込んで、水をガバガバ満タンに詰め込んで、巾着のように縛って閉じたようなものですから、

その粘性や弾力が抵抗となり、これが侵入してきた衝撃のエネルギーの通過を妨げ、それを体内に溜め込んでしまう…。

そしてその結果、それが一定の大きさを持つエネルギーの塊りとなり、体内に残ってしまうことがある…ということで、本来なら体を通過してほしかったにもかかわらず、体内に溜め込んでしまったこのエネルギーの塊りのことを、

『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』

と言います。

エネルギーは質量の無い物質ですから、見ることも触ることもできませんが、物質であることには変わりありません。となると、物質である限りは、体にとっては本来なかったものですから、『異物』となります。

この異物である物質、即ち…

『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』

が体に対して延々と侵害刺激を与え続け、なかなか原因が特定されない慢性症状を起こし続ける原因となっているケースがあると、この概念の提唱者である『ジョン・E.アプレジャー博士』は考えているようです。

この『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のやっかいなところは、放置しておくと、最初は一定の大きさを持っているのに、時間の経過とともに、そのエネルギーレベルを下げることなく、徐々に圧縮、縮小されていき、最後には点ほどまでに凝縮されて、下の図の様に、

『体に有害な極小の高エネルギー体』

となって、体のどこか分かりにくいところになりを潜め、適切なケアを施さなければ何十年も、あるいは一生その人を苦しめるようなつらい症状の原因となり続けるとのことです。

典型的なところでは、むち打ちなんかもこの考え方が当てはまると思います。

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(1)では具体的にどのようにして突発的な事故やけがで体内に取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』をリリースするのか!?

突発的な事故やけがによって体内に取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』をリリースさせる際には、

わざわざ『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』のモードにまで誘導していく必要はなく、もっと直接的な方法を取ります。

具体的には、その『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を取り込むきっかけとなった、突発的な事故やけがの際に、一瞬にして体内に入ってきた侵害エネルギーの侵入路を再現すると言うことです。

以下にその具体例を解説します。

1)『足首関節の内反捻挫』で取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリース法

多くの方が経験したことがあるかもしれない『足首関節の内反捻挫』のケースが、例としてシンプルで非常にわかりやすいと思いますので、

ここでは、この『足首関節の内反捻挫』を起こした際に、瞬間的に入ってきた侵害エネルギーと、それによって体内に取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリースの仕方の一例を解説させていただきますが、

この処置を行うにあたっては、別の投稿で解説している『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』の基本手技である、『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』と言うテクニックを習得しておく必要がありますので、未修得の方は是非、

『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ(2)

『頭蓋仙骨治療(クレニオ・セイクラル・セラピー)』を最速で学ぶ(3)

を熟読の上、この機会にマスターしてみて下さい。

以下、その手順です…。

①『足関節の内反捻挫』が発生したときの侵害エネルギーの侵入路を検証する。

『足首関節の内反捻挫』が発生した瞬間…下の図のように足裏が急激に内側に向き、足首の外側は強く引っ張られ、その逆に足首の内側には強く押し込まれるようなストレスがかかりますが、

その瞬間に地面からの強い侵害エネルギーが大体のイメージですが、赤い矢印の様な方向に突然入ってきます。

この強い侵害エネルギーがそのまま体を通り抜けて出て行ってくれればよいのですが、前述のとおり、

人間の体は、皮袋に内臓や筋肉や骨なんかをドッサリ詰め込んで、水をガバガバ満タンに詰め込んで、巾着のように縛って閉じたようなものですから、

その粘性や弾力が抵抗となり、これが侵入してきた衝撃のエネルギーの通過を妨げ、それを体内に溜め込んでしまう…。

またその際、先ほどの上の図の様に、足首やその他の部位がこの衝撃のエネルギーの影響で、瞬間的に角度を変えながら動いてしまうため、

『足首関節の内反捻挫』を起こした方が、気を取り直して痛いながらもどうにか立ち上がった時点では、立位姿勢になったときの、その侵害エネルギーのベクトルは、

下の図のように、地面を基準にして考えた場合、結果的にこの時点で、受傷したその瞬間の侵害エネルギーの侵入方向とは違うベクトルを持ったものになってしまっています。

こうなると、この侵害エネルギーは直ぐに出て行きたくても、出て行きようがなくなり、場合によってはいつまでもその部位にとどまり、

やがて、そのエネルギーレベルを下げることなく、徐々に圧縮、縮小されていき、最後には点ほどまでに凝縮されて、下の図の様に、

『体に有害な極小の高エネルギー体』

即ち『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』となり、適切なケアを施さなければ何十年も、あるいは一生その人を苦しめるようなつらい症状の原因の一つとなり続けます。

②その『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』をリリースするためには『足関節の内反捻挫』が発生した瞬間の侵害エネルギーの侵入路を再現する。

ではどうやって、その『足首関節の内反捻挫』が発生した瞬間に体内に入ってきた『侵害エネルギー』や、その結果として取り込んでしまった『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』をリリースすれば良いのか…!?ですが、実はとても簡単です。

その方が『足首関節の内反捻挫』を起こした時の足首の状態を、痛みを誘発させない程度の範囲内で慎重に再現することによって、受傷した瞬間に地面からその方の体の中に入ってきた『侵害エネルギーの侵入路』を可能な限り正確に再現するのですッ!!

◆その手順は、だいたい次のようなイメージです…

先ほどの図でご説明したように、受傷後のその方の現在の体の中では、地面を基準にして考えた場合、結果的に、受傷したその瞬間に入って来た侵害エネルギーの侵入方向とは違うベクトルを持った有害エネルギーが存在し、それがそのまま残ってしまっています。

この様な状態のとき、その内反捻挫で損傷を受けた部位に手を触れて、『脳脊髄液の循環リズム』を計測してみると、通常なら『毎分6~12回』が正常であるはずの『脳脊髄液の循環リズム』が異常に速くなっていることがほとんどです(もちろん例外もあります…)。

その状態が確認できたら、その正常な状態ではない『脳脊髄液の循環リズム』を触診で感じ取り続けながら、下の写真のように、その方に負担がかからない範囲内で、慎重に足首関節を内反させて行き、その内反捻挫をした瞬間の状態に近づけていきます。

そして、その内反方向への角度を微調整していくと、ある角度で『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』を行った訳でもないのに、突然『脳脊髄液の循環リズム』が、一瞬で凪ぎのようにピタリと止まる角度が見つかります。

この『静止点誘導(スティール・ポイントへの誘導)』を行った訳でもないのに、突然『脳脊髄液の循環リズム』が、一瞬で凪ぎのようにピタリと止まる角度…

この角度が即ち、『足首関節の内反捻挫』をした瞬間に、地面からの強い衝撃とともに『侵害エネルギー』が侵入してきた角度です。

そして、その『脳脊髄液の循環リズム』が静止する内反角度をキープし続けていると、再び『脳脊髄液の循環リズム』が再開してきます…。

しかし、このときはリズムが異常に速かったり、遅かったり、不規則だったりで、いろいろな異常パターンであらわれて来ることが多いです。

それでもかまわず、その足首の内反角度をキープし続けていると、やがてまた『脳脊髄液の循環リズム』が凪ぎのようにピタリと止まり~そしてまた異常パターンで再開する~を繰り返します。

それでもまだかまわず、その足首の内反角度キープし続けていると、あるタイミングで『脳脊髄液の循環リズム』が再び凪ぎのようにピタリと止ったときに、急速に『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリースが始まります…。

この『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』のリリースが始まった時には…

◆その『足首関節の内反捻挫』を起こした方は、受傷した瞬間ほどのレベルではないものの、ある程度の痛みや熱感などの、当時の症状を感じ、再現します。

◆また施術者側は、その手に強い熱感や、ある種の痛みを伴うような何らかの刺激感を感じることが多くあります。

しかし、この状態を乗り越えることによって、やがて『脳脊髄液の循環リズム』が正常でかつエネルギッシュな状態に回復する段階を迎え、

このことによって、『足首関節の内反捻挫』をした瞬間に体内に入ってきた『侵害エネルギー』や、それによって体内に取り込んでしまった

『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』

のリリースが達成され、その『足首関節の内反捻挫』による急性症状や後遺症状が、大きく改善されて行きます(下の図のようなイメージです)。

これは『足首関節の内反捻挫』のみならず、ほとんどの突発的な事故や外傷によるダメージに応用できますッ!!

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この続きは、

『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(11)

でどうぞッ!!

 

 

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