『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(4)

◆体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)
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『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(4)

お願い

このサイトでご紹介させていただいている『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』についての考え方やその実施方法は、私が過去に専門の研究機関で学ばせていただいた事をベースに、私個人のこれまでの経験を通して体得した、自分なりのコツや考え方も一部取り入れています。

この点を事前にご理解いただいた上で、これ以降の内容を読み進める場合には、必ず以下の重要確認事項をお読みの上、その内容の全てに同意していただける方だけがお読みください。

※同意していただけない方は、今すぐこのページを閉じて下さい。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

これ以降の内容をお読みになった時点で、上記の免責事項をご了承頂いたものとみなします。

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1.『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』の具体的な実施方法

さて今回は、いよいよその

『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』

で、実際にどのようにしてリリースモードへ誘導して行くのかについてです。

誘導の仕方については、目安となるコンタクトポイントがあり、熟練してくるといろいろな部位からの接触でこのモードに誘導してことができます。

ただ、事前に知っておいてただきたいのは、術者側のレベルの問題も含めてですが、どの様なケースにおいても、全ての方を必ず、この半覚醒状態~無意識状態に誘導できるということでもありません。

(2)リリースモードに誘導できない方の場合の2つのパターン

その時点で、この『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』によるトラウマの解放が、今正に必要な状態に直面している方に施術した場合は、それこそ数秒の内に、一気に半覚醒状態~無意識状態に誘導することができ、その後すぐにリリースモードに入るのですが、私の経験では、このようにスムーズにリリースモードに入っていけるケースは50%前後です。

しかし、現時点では50%前後ではあっても、リリースモードに誘導できた場合には、著しい効果を確認出来ることがほとんどですので、ご興味のある方は失敗してもがっかりせず、必要と思われる様々なケースで粘り強くチャレンジしてみて下さい。

あくまでも施術者としての私の、現時点でのレベルの範囲内での、個人的経験をもとに解説させていただきますと、うまくリリースモードに誘導できない場合のパターンは、だいたい次の2つのようです。それは…

①全くリリースモードに入らず、何の反応も起こらない方。

②仰向けに倒れていくような、一見リリースモードに入ったかのような体制にはなるものの、実際には何の反応も起こらず、全くリリースが始まらない方。

です。

『①』の全くリリースモードに入らず、何の反応も起こらない方の場合は…

・特にリリースしなければならないような問題が現時点ではない…。

・あるいは他の方法でのリリースが相応しい…。

・もしくは、リリースすべき『エネルギー・シスト/エネルギー嚢(のう)』を抱えているにも関わらず、潜在意識レベルで、リリースモード入ることを拒んでいる可能性がある…。

と、私は個人的には推測しています。

『➁』の仰向けに倒れていくような、一見リリースモードに入ったかのような体制にはなるものの、実際には何の反応も起こらず、全くリリースが始まらない方の場合は…

そこからさらに口頭での指示を加えることによって、若干の日数や時間をかけながら、段階的にトラウマをリリースできる状態にまで誘導していくことが出来ます(その誘導方法は省略させていただきます)。

2.『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』の施術方法

それでは実際に『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を行う時の手順をご説明いたします。

(1)準備

前の投稿でもすでにご説明させていただいた通り、術者の誘導によって、この『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』がうまく始動しはじめると、

クライアントは、施術開始時の姿勢にもよりますが、座位で開始した場合なら、ほとんど意識を失ったかのような、半覚醒状態になりながら、後ろ向きに倒れていきます。

人によっては結構な勢いで数秒もたたないうちにス~ッと、治療台に吸い込まれるように倒れて行くので、安全面の配慮から、後方に補助者を1名配置しておく配慮も必要になります。

やむを得ず1人で施術する場合には、そのリスクも考慮して、柔らかいクッションの上で行ったり、リリースのモードに入りつつある相手の方の体をしっかりと支えてあげるなど、最大限慎重に、安全に行うようにして下さい。

(2)実際の施術手順

1)対象者に治療台もしくは柔らかいクッションを敷いたフロアーに座位姿勢を取ってもらいます。このときには正座姿勢ではなく、両脚を自然に伸ばした長座姿勢を取ってもらって下さい。

2)施術者は下の図の様に、片方の手を対象者の頭頂部もしくは頭頂部から少し前よりの額側にフワリと優しく手を置き、もう一方の手は胸椎の任意の位置に、同じく優しくフワリと置きます。

3)準備が出来たら、頭側に置いている手で対象者の頭を、

優しい力で…

でもある程度しっかりとした力で…

そして極めてゆっくりとした速度で…

真下へ(治療台、もしくは床の方向へ)グ~ッと押し込んでいきます。

そのとき、あなたに頭を押された対象者の体は、自然に垂直方向に押し込まれることになり、その影響で体が丸くなり、背中が後ろに張り出してこようとします。

しかしあなたはそれを許さず、胸椎の任意の場所に置いている手(背中に当てている手)でしっかりとそれを受け止め続けます(場合によっては、少し押し返してもかまいません…)。

このことによって、対象者の体の中で、頭部から垂直方向に押し込まれる力と、丸くなろうとする背中側を前方へ(お腹側へ)押される2つのベクトルが発生し、その2つが拮抗する状態が生まれます。

イメージ的には下の図の様な感じです…。

不思議なもので、この操作がうまくいくと、反応の早い方ならその瞬間に…そうでない方でも反応の出る方なら、数秒から10秒以内ぐらいに『ガクンッ…』と体の力が抜け、そのまま上体が後方に倒れていきます。

そしてこの手技に敏感に反応する方なら、直ちに半覚醒状態~無意識状態となり、リリースが始まります。

慣れない内は、その倒れていく対象者の上体の角度の変化に合わせながら、対象者の体の中に対して、常に上の図の2つの赤い矢印の方向への、最適な力を加え続けなければならないので、ちょっとしたコツがいりますが、その辺はやっていく内に体得できると思います。

(3)実施の際の注意点

あと、その際にご注意いただきたいのは、後方に補助者がもう一人いる場合には安全ですが、術者が一人で行っている場合は、

後方に倒れていく対象者が頭部を打たないように、水平に倒れる直前に、うまく頭頂部に当てていた手を、対象者の後頭部に移動させて、頭部をしっかりと支えられるようにしなければなりません。

安全面の配慮から、この点だけは十分にご注意ください。

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この続きは、

『体性感情解放法(ソモト・エモーショナル・リコール&リリース/S・E・R)』を最速で学ぶ(5)

でどうぞッ!!

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