◆夜も眠れない強烈な腰痛…その原因は全く別のところにありましたッ!!

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あまりの痛さに、夜寝ていても…涙が流れてくるほどの凄まじい腰痛に苦しんでいた、

当時30才代後半の女性、Sさん…。。

(…本当に涙を流しながら、夜が明けるのを待っていたそうです…)

でもその凄まじい痛みの原因は、腰ではなく全く別のところにありました…!

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私がまだまだ若く、ほんとに駆け出しの頃のお客様の話…。

あまりの痛さに、夜寝ていても涙が流れてくるほどの凄まじい腰痛に苦しんでいた、当時30才代後半の女性、Sさんのケースです…。

何年も前から、日常生活に支障を来すほどの強い腰痛に悩まされており、多くの病院、整体治療院、接骨院などに通い詰めたものの、一向に症状が改善されず、痛みのピークの時には、あまり痛さのために、

「夜布団の中で涙を流しながら、夜が明けるのを只々待っいる状態…!」

とまで訴えておられる方でした。

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その悩み、つらさは本当に深刻で、私としても、

「これはなんとかして差し上げなければ…!」

という使命感といいますか、強い衝動に駆られまして、最善と思われる処置を必死で施すこと3回…。

小さな効果はちらほら散見できましたが、決定打には至らず、痛みがグ~ンと和らぐ気配は全くありません。

それでもSさんは、

「でも今までどこに行っても、ここまでの効果もなかった…。」

と気遣い半分の評価をして下さっていましたが、

そんな中、4回目の施術でついにやらかしてしまいました…!

その日の施術のとき、Sさんは翌日に仕事上重要な東京出張を控えており、

「少しでもベストな状態で東京に行きたい…。」

という思いで来られていました。

一通りの施術を終り、明日の東京出張を気遣いつつお見送りしたわけですが、

その翌日、その日は東京に行っているはずのSさんから、急に予約が入りました…。

「えッ…何で…!?」

と思いつつ、その日のご予約時間にSさんをお迎えしたとき…。

来られたSさんの姿を見て、

「うそ…もしかして…!?」

と全身に冷や汗が流れるような気持になりました…。

普段は痛いながらも、ご自分で車を運転して来られていたSさんでしたが、この日は車を運転することも出来ないほど痛みが強く、タクシーで来られていました。

治療用ベッドまで歩いてくる姿も痛々しく、腰が曲がったままです。

お話を聞いてみると、昨日の4回目の施術終了後自宅に戻ってから、急激に状態が変化し、起きることもできず、会社と相談して急遽東京への大切な出張を中止したとのことでした…。

私の施術は、押したり揉んだりを極力排除した、見かけ上は極めてソフトなものなのですが、特殊な操作によって、ベッド上に寝ているお客様の体に、あたかも相当な運動をしたかのような偽の運動情報(擬似運動情報)を送り、それに見合った血流量の増加、代謝の促進を人為的に起こしますので(疑似運動効果といいます)、受けている方の体に対するインパクトはそれなりに強く、

2~3割の確率ではありますが、筋肉の状態がかなり低下している方が初めて受けた場合には、施術後にある程度の運動を行った後のような疲労感、虚脱感、筋肉痛が起こることがありました。

しかしこれは、治癒の過程では乗り越えていただかなければならないことでもあり、また通常は乗り越えられる程度のものではあったのですが・・・

いずれにしても、前日の私が行った施術との因果関係については何とも判断しかねる状況でしたが、それが誘発要因となっている可能性は、ゼロではなかったので、Sさんに深くお詫びをしました。

ところが逆にSさんからは、

「いいんです…。もう私は先生に治してもらうって決めているので、気にしないでください!今日も先生が一番正しいと思う施術を恐れずにしていただけませんか…!?」

という励まし(?)のお言葉をいただき、

情けないことに、私の方が救われたような気持になってしまいました…。

この時に始めて、

「自分はお客様に育てられている!!」

とつくづく感じました。

そしてこのことをきっかけに、

「よし!Sさんの施術プランをもう一度スタート地点に戻って、ゼロから考え直そう!!」

と自分自身を仕切り治して、Sさんがお生まれになってから今日に至るまでの、ありとあらゆる既往を聴きだしてみました。その結果、私はSさんが17才(高校2年生)の時に起こった、あるできごとに着目しました…。

「もしかしたら、このできごとが今のSさんのこの凄まじい腰痛の根本原因なのではないか…!?」

ということにたどり着いたのです!!

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それは、Sさんが17才(高校2年生)の時に、

『骨折寸前の強度の足首捻挫をした。』

と言う出来事でした…。

その時は、当然のことながらまともに歩くことができず、松葉杖も使うほどだったそうで、治癒した後も、日常生活にこれといった支障はないものの、ずっと足首の調子がいまいちで、

「動き過ぎるとちょっと痛くなる…浮腫む…腫れる…。」

といった状態が、今日に至るまでずっと続いているということでした。

私は、

「もしかしたら、この出来事が、今のSさんのこの凄まじい腰痛の根本原因なのではないか…!?」

と感じ、それ以降はこの点を考慮した施術方針に変更することにしました…。

そしてその結果、その強烈な痛みを伴う腰痛を、どうにかこうにか克服していただくことができました!

15年以上も前の足首捻挫の既往と、Sさんを長年にわたって苦しませ続けてきた強烈な腰痛の因果関係とは、いったいどの様なものだったのか…!?と言いますと…。

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その前に、ちょっと話はズレますが、我々

『二足歩行の直立状態で動き回れる!』

人間は、左右の足裏のわずかな面積で、何十キロもある体重を支え、必要に応じて臨機応変に姿勢を変えながら、転倒することもなく自由自在に動き回ることがでる…。

これって、ほとんど奇跡です!

でも人間の骨格(骨)そのものには、体をまっすぐに支えたり、姿勢を維持したり、日常動作を含めた様々な動きの際に、重力に負けないように体を支えたり、その姿勢を維持したりする機能はありません…。

背骨を例にとってみても、腰から首まで24個の『椎骨』といわれる背骨を構成している骨が、積み木のように重なっているだけで、その『椎骨』自体に、その配列を固定する能力はないのです。

では一体何が、その背骨をはじめとする全身の骨格や姿勢を、日常動作の中で必要に応じた状態に維持してくれているのでしょうか…?

それはいうまでもなく筋肉や靭帯、そして体の隙間をビッシリと埋めてくれている、結合組織の働きによるものです!

特に筋肉は複雑に精妙に働くことによって、背骨をはじめとする全身の骨格や姿勢を、日常動作の中で必要に応じて、正しい状態に維持してくれているのです。

例えば皆さんがまっすぐな姿勢で立っているとします…。

そして左手の指先を、左の脇腹あたりにグイッと差し込んだ状態で、ゆっくりと右足に体重をかけていくと、左脇腹の筋肉がギュッと硬く縮まり、右側に体が倒れるのを防いでくれていることががわかると思います。

もっとシンプルな例でいえば、筋肉はテントの支柱が倒れないように固定している、『ロープ』のような役割を果たしてくれていると言うことです。

もしこの時、テントの支柱を誤って右側に傾いた状態で地面に打ち込んでしまったとしたら、その支柱の左側のロープは、右側に倒れようとしている支柱に過度に引っ張られつつ、右方向への転倒を防ぐために、常に緊張して頑張っていなければならなくなります…。

これと似たような状態は、人間の体でも容易に起こり得ます…。

いろいろな理由で、骨格の配列異常や姿勢不良が起こっていることに気づかぬままに、長期間日常生活を送り続けていると、バランスを崩した骨格や姿勢を、重力に負けないようにするために、特定の筋肉が必要以上に頑張り続け、その部位に過度の負担がかかることになり、結果的に、その部位に様々な不調や痛みが表れてきます。

それが、膝なのか、腰なのか、肩なのか、首なのか、あるいはそれ以外の部位なのかは、人によって様々です!ですので、例えばある人が

「膝が痛い…」とか、「腰が痛い…」状態になった場合、打撲や突発的なケガなどの場合は、正にその部位そのものに原因がある訳ですが、

「知らないうちにだんだん痛くなってきた…。」

という場合には、「その痛みや不調の原因の直接的な原因はその部位にはなく、体のあちこちに潜んでいる小さな不具合のシワ寄せが、たまたまその部位に表れてきている可能性が高い…!」

と考えた方が賢明です。

ではこのことと、Sさんの凄まじい痛みを伴う腰痛には、どのような因果関係があったのか…!?

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◆Sさんが強度の足首捻挫を起こした時、治癒後も、捻挫した際の衝撃によって起こった、関節軸の極々わずかなブレが残ってしまっていた…。

◆ただし、ブレといっても、決して目で見てはっきりとわかるような、レベルのものではないので、見過ごされてしまう…。

◆足首の関節は非常に複雑で、デリケートな構造をしていて、この足首関節に、捻挫の時の様な強い衝撃がかかると、足首の関節を正常な位置に安定させてくれている、『下伸筋支帯』(かしんきんしたい)と言う組織がミリ単位で僅かにずれ、本来の足首関節の正しいラインが崩れてしまう…。

◆そしてそれに気づかぬままに、何年もその状態を引きずった状態で生活し続けた結果、目に見えてわかるような、大きな関節のラインの崩れはないものの、足首関節や、膝関節、股関節、腰などへの荷重のかかり方にくるいが生じ、結果的にこれらの部分に不自然な負担がかかり、痛みが出るようになって来た…。

これが、膝に出るのか、腰に出るのか、あるいは全く別のところに出るのか…?については、人によってケースバイケースであるが、Sさんの場合は、運わるく、そのしわ寄せが腰に集中してしまった…。

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このことから、Sさんのなかなか改善されない、凄まじい痛みを伴う腰痛は、17才(高校2年生)の時に経験した、骨折寸前の強度の足首捻挫をきっかけに生じた、足首関節の軸のブレを気づかぬままに、それ以降15年以上も引きずってしまっていたことに、そもそもの原因あったのではないか…。ということが推測されました。

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この点に着目してからそれ以降、痛みを発している腰のケアは当然のこととして、それに加えて足首関節の施術を入念に行うこと3~4回…。

どこの病院、整体治療院、接骨院にいっても一向に症状が改善されず、Sさんを苦しめ続けて来た腰痛が、徐々に改善し始めました!Sさん自身の評価によると、

「相変わらず痛いことには変わりないが、ここ最近微妙に違う…。歩いたり、動いたりするときの感じが何か違う…。このまま継続しさえすれば、きっと良くなっていくような気がする…!」

とのことでした。

Sさんご自身にしかわからない程度の微妙な変化ではありますが、

「体が改善方向に向かい始めた…!」

という確信のようなものを持つことが出来た様なのです。

その後コツコツと10回程度の施術を終える頃には痛みも激減し、

「仕事に集中している時などには、腰痛のことを忘れているときがある!」

というところまで改善して来ました。

それ以降も少し間隔を開けながら1ヶ月が経過するころには、痛みの程度に波はあるものの、日常生活レベルの動作であればほとんど問題なく、夜もよく眠れるようになりました!

結果論にはなりますが、やはりSさんの凄まじい痛みを伴う腰痛の原因は、15年以上も前に経験した強度の足首捻挫によって、後遺症的に足首の関節に残ってしまっていた

『下伸筋支帯(かしんきんしたい)と言う組織の、ミリ単位の僅かなずれ…。』

にあったのではないか…?と、今も私は個人的には思っています。

他のお客様の中にも、Sさんと類似したケースの方がいらっしゃったことも、私がそう結論づけている理由です!!

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こんな例もありました!

■Sさんとよく似たケース(1)

甲子園出場常連の某高校の野球選手が、股関節の痛みで走れなくなり相談がありました。股関節そのものの動きには特に問題は無いように思われたので、話を聞いてみると、

「少し前に足首捻挫をした。しかし、それはもう治っている…」

とのことでした。

しかしこのケースの場合も、足首捻挫による、関節軸のブレが原因になっている可能性があると感じられたので、右膝、右股関節周辺の主要な筋肉とともに、捻挫をした右足首を重点的に調整した結果、1回目の処置で80%程度のランニングが可能となり、2回目の処置の後には、全く痛みなく、全力で走れるようになりました。

■Sさんとよく似たケース(2)

同じく高校野球の選手の例です。階段の昇り降りのときに膝が痛いとのこと。膝の動きには特に問題はないように思われましたが、話を聞いてみると、やはり

「何ヶ月か前に足首捻挫をした…でも今は、足首は別に痛くない…」

とのことでした。

この場合も同じく、右膝、右股関節周辺の主要な筋肉とともに、捻挫をした右足首を重点的に調整した結果、その帰りには、もうすでに階段の昇り降りの際の、膝の痛みが消えていました。

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この様に、Sさんの例以外でも、

「腰や下半身の痛みの原因が、全く関係がないと思われていた、過去の足首捻挫にあった…。」

と言う様なケースが現実的にありますので、

■原因のはっきりしない、腰痛や膝痛などでお困りの方で、過去にかなりひどい捻挫をした経験のある方で、過去にひどい足首捻挫をしてしまった経験のある方は、一度この点も考慮の対象としてみると、新たな打開策がみえてくるかもしれません…。

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