生まれて初めて入院生活を経験した時のお話です…。

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今から5年ぐらい前に、生まれて初めての入院生活を経験しました…。

今も忘れはしない2016年4月9日(土)を起点に軽い喉の痛みが始まり、3日目の4月11日(月)には唾を飲み込むだけで、脳天を突き抜けるような痛みと、耳が張り裂けるような強烈な痛みを感じだし、夜も眠れなくなり、

たまりかねて4日目の4月12日(火)の朝一番で、一般の耳鼻科に行ったら、なぜか先生から

『これはうちでは難しいです。早速紹介状を書きますから、すぐに入院して下さい!すこしでも早い方がいいですッ!!』

 

と言われました。思わず口から出た私の、『もしかして悪性のものですか(冷や汗)!?』

という問いかけに、先生は

『いや、そうではありませんが、呼吸困難から窒息状態になる可能性があります。早速○○病院へ行ってくださいッ!』

との回答。

『げッ…たしかにつらい痛みだけど、たかが喉と耳だけの話なのに(汗)…。』

『吸引でもして、薬もらってそれで終わりかと思ってたのに…。』

『この後のお客さんの予約どうしよう…!?』

と目まぐるしくいろいろな思考が頭の中を駆け巡るままに、迅速に作成して下さった紹介状をしっかりと握りしめ、早速その指定された○○病院に駆け込みました。

午前中の早目とはいえ、耳鼻咽喉科の前にはたくさんの人がすでに待っていたのに、妙に迅速に対応されるので、これはよっぽどまずい状況なのかと、訳が分からないまま、冷や冷やしながら早速主治医となる先生の前に座らされ、鼻から口から管を突っ込んで写真を撮っていただいたところ、感染による『左扁桃周囲炎』『急性喉頭蓋炎』の併発でした。

限度を超えた肉体疲労が、原因のようでした。この症状、通常はそんなに危険性の高くないものなのですが、自分の場合はその程度がかなりひどく、腫れが短時間で急激に大きくなり、気道を塞ぎ窒息する可能性があるので、入院して欲しいとのことでした。

『そッ、そんな~!? だって普通に息できてるし…!!』

とも思いましたが、実際にある農家の主婦の方が、朝の時点で、のどが痛いのを我慢しながらどうにか朝食をとり、農作業の現場に出ているころには、私と同じように、唾を飲み込むときの痛さがあまりにもひどくなり、お昼のお弁当も食べれないままに、午後からの仕事をしている最中に、腫れが急激に広がり、気道を塞いでしまい、呼吸困難がおこり命を落としそうになったこともあるそうです。

それを聞いてさすがに私も観念し、「わ、わかりました…よろしくお願いしますぅ(悲)…。」

ということで、早速治療開始前の血液生化学検査、心電図、胸部エックス線検査などがあわただしくはじめられました。

そのいずれの結果にも問題はありませんでしたが、やはり大元の原因は、限度を超えた過労状態による抵抗力の低下が、感染による浮腫を強烈に助長してしまったようでした…。

確かにカラダがしんどくて、動かしかねる時期がずっと続いていたので、無理をし過ぎていたのだと思います。

先生からも

『点滴治療が良く効いたとしても、最短で1週間はかかるでしょう…。』

ということでした。ガッ…しかし…!

これで、『はい、そうですか…。』とあきらめる私ではありません。

けっこう往生際がわるいというか、しぶとい性格の私は、1日あたりトータルで4時間ぐらいかかる点滴治療の開始前…インターバルのタイミング…治療終了後…そして消灯後も、いつも皆様に施術させていただいている、

『頭蓋・顔面の調整』や『内臓マニュピレーション(内臓の機能調整)』

を自分自身で厳かに(笑)、何セットも延々と行い続けました。

『頭蓋・顔面全体』を一定の手順で加圧~減圧することを繰り返しつつ、それを構成する骨の、それぞれの縫合部分を適度に動かし、その可動性を回復させると、生命の根源ともいわれる『脳脊髄液』の循環が活発になります。

このことによって、血液やリンパ液、そして細胞の一つ一つを浸している間湿液などの、体中の水の成分が活発に動き出し、自律神経系の緊張も取れていきます。

このことは、今回の私の感染症を起こしている菌に対抗する、免疫細胞の働きを活発にしてくれます。

それに加えて、『内臓マニュピレーション(内臓の機能調整)』によって、主要なほとんどの臓器の働きを活発にすると、これまた各臓器、器官(特に胸腺、胃、脾臓、肝臓、腸など)が作り出している、免疫細胞が活発に働きだしますので、このこともまた、今回の私の感染症を起こしている菌を退治してくれることに役立ちます。

『これらを何セットも延々と行い続けた!』といっても、さすがに最後の方には寝てましたけど、その結果、翌日の朝(即ち24時間後)の診察の段階で、驚異的(?)な回復が診られ、もうすでに患部が、ほぼ普通の状態に戻っていることが確認されましたッ!

当然先生もビックリで(笑)、『あれ~ッ…もうほとんどきれいに治ってますね…。人によってはこれぐらいが正常レベルの人もいますので…。もう窒息の危険性はありません…。』

と淡々とおっしゃっていましたので、『先生のお陰です!』と謙虚にお礼を言っておきました。

『明日、午前中のダメ押しの治療が終了したら退院ですッ!!』

ということで、最低1週間は必要とされていた入院期間が、2日半に短縮され、退院したその足で、即普通に仕事に復帰できたッ…!という結果となりました。まさに…

『セルフケア恐るべし…。』

『セルフケアを侮るなかれ…。』

ですッ!

セルフケアで体の構造をきちんと整えると、抗生物質による治療の効果も何倍も高まるという事実を私自らの体で実証することができた貴重な経験となりました。

しかし皆さん…たかが、喉の痛みといっても決して侮ってはいけません…。

私のように、下手をすれば命にかかわる状態に陥ってしまう可能性もある訳ですから、異常を感じたら、何はともあれまずお医者さんのところにいって、きちんと診察を受けてください。

その上で正しいセルフケアをしっかりと行えば、この時の私のケースのように、病院での治療の効果が何倍にも高まる可能性がありますッ!

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